育児の愚痴を否定しない!妻は話を聞いてくれるだけでも救われるのだ

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こんにちは、リン☆だあく(@rindark)です〜!

仕事にいそしんでいる夫の皆さん、家に帰ると妻の育児の不満の愚痴を聞かされて正直イヤになっていたりしませんか?

仕事で疲れているから、ホッっとさせて欲しいと思ってしまったり、俺は仕事の愚痴は言わないのになんて思っていたりしませんか?

これらの気持ちが沸き起こるという事は、育児の本当の辛さを分かっていません。

わたしは、妻の仕事が忙しかった為に、子ども達が、三ヶ月ぐらいの時から、育児を分担し、しかも長女が小学生、長男が保育園の年中の時に、妻が単身赴任してしまったので、ワンオペで仕事しながら、育児と家事をこなしていました。

つい最近妻の単身赴任がおわるまで、約10年ほど、主夫をしていました。

育児の愚痴を否定しない!子育ての辛さ真の意味

子育てを担当したことがないとすれば、家でのんびりと子どもの面倒をみていいな、ぐらいしか思いつかないかもしれません。

でも、それは、幻想に過ぎません。

子どもは、生き物ですので、ずっとぐずっていたり、うんちはするし、ミルクは欲しがるし、なんの理由か分からずのぐずるときさえあります。

月齢によっては、かなり目を離せない状態になることもあります。

そんな時、育児を担当している人は、トイレさえ満足にいけずに、ひどい人だと膀胱炎になってしまう方もいらっしゃるぐらいです。

寝かしつけでも、お子さんによっては抱っこしていないと寝ない子だと、何時間も抱っこしっぱなしなんてこともあり得ます。

子育てを担当したことが無い人が想像する以上にかなりの体力が必要なんです。

特に出産直後の奥さんは体力的にも戻っていないですし、近くに実家などがなければ、旦那さんのサポートがないとすれば、ワンオペ育児にならざるを得ません。

わたしもそれに近い状況だったのですが、正直仕事で夜中12時まで残業して働いていたときの方が楽でした。

自分の時間なんてない24時間365日

仕事は、ある程度自分のペースですることができます。しかも、現在では、働き方改革などで、工場などの仕事でもキチンと休憩時間がとれると思います。

営業でも、自分の裁量で、休憩を入れることも可能ですし、もしブラック企業で全然休めないならば、転職しちゃえばいいだけです。

でも、育児を担当している者は、それをやめることができません。

なぜなら命を預かっているからです。

命は当然生きていますので、24時間、365日休み無く、特に小さい時にはお世話が必要になります。

家で子どもとのんびり、まったりしているなんてことは、本当に幻想に過ぎません。

わたしの体験でも、小さい時はお世話というお世話で忙しいですし、2歳から3歳になれば、いたずらしたり、何かをやらかしたり、道に飛び足したりするのを全力で注意しておかないといけないので、全然気が休まりません。

その当時は、わたしも自分の時間が取れたと実感した日は数えるほどでした。(わたしの場合は妻が時々帰ってきたり、育児を変わってもらえたのでその分楽でした。)

誰ともしゃべらない社会との隔絶感

特に専業で子育てをしていると、必ず陥るのが、孤独感です。

子育て中は、お出かけするにも、かなりの手間がかかります。

たとえ、ちょっとのお買い物だとしても、おむつ、ミルク、おむつ換えの時に敷く物、お着替え、お尻ふきやタオルなどなど。かなりの荷物がないと、赤ちゃんを連れてのお出かけはできません。

その大変さがあるので、極力お出かけは控えてしまうでしょう。

そうすると、人との関わりが赤ちゃんのみになってしまい、夫が帰って来るまでまともな日本語をしゃべっていない事すらあるぐらいです。

それは、かなりの孤独感と、隔絶感をもたらします。

人は、人と関わって生きて行く生き物なので、この苦痛は計り知れません。

誰にも褒められたりしない報われなさ

特に女性が育児をしているのは一般的に当たり前だと思われているので、誰も褒めてもくれません。

子どもの成長で、自分自身頑張ったなって思う瞬間があったとしても、誰も褒めてくれません。

きっと、子育てをしたことがない旦那さんだとそれすらも気づかないことが多いんじゃないかなぁって思います。

育児の実情
  • 子育ては意外と辛いもの。人間らしい生活は望めないのが実情。
  • ワンオペ育児はさらに辛い。ひどいと育児ノイローゼ(産後うつ)になる危険性もある。
  • ひどい孤独感が襲う。
  • 子どものかわいさ、成長のみが喜び。その他は評価されにくい。

育児の愚痴を否定しない!夫が理解者になったらどうなるか?

これらの苦しみを理解して、夫がキチンと理解者になり行動することができたらどうなるでしょうか?

わたしの経験からも言えるのですが、こういう隔絶感や孤立感があるときに、理解者がキチンといることはかなりの救いになります。

心の疲れが取れると行っても過言ではないぐらいです。

愚痴をきちんと聴くだけで救われる気持ちになる

子育てのサポートで一番簡単な事は、妻の愚痴をきちんと聞く事です。

一人で奮闘しているので、人としゃべりたい欲求がかなり高まっています。

なかなか友達も会えず、実家も遠いとなると、すぐにおしゃべりできるのは、夫だけになります。

やはり夫の役割の一つとして、きちんと子育ての辛さや大変さを分かち合ってください。

子どもはあなたの子どもでもある事をもう一度思い出してください。

家事、育児の分担ができれば、妻も休める

もう少し頑張ってサポートをする気持ちになれたのならば、家事や育児を分担してみましょう。

慣れるまではかなり大変でしょうけれど、やるだけの価値は必ずあります。

まず、妻が休める事。これはかなり大きい事です。

子育ては、本当に気が抜けないので、ちょっとでも休める事は、夫婦関係の改善にも大切ですし、妻が病気になったときのリスクヘッジになります。

ふだんから分担ができていれば、妻が病気などで動けない時にでも、かわりに家事や子育てをスムーズにやることができて妻も安心して休めるはずです。

子どもの真のかわいさに気づける(重要)

これが一番重要だとわたしは思っているのですが、自分の子どものかわいさがかなり変わってきます。

自分の子どものかわいさがを実際に自分が味わう事によって、将来の思春期の大変さも変わってきますし、人生において、宝もの様な日々になることは間違いありません。

そして、それが夫婦で分かち合えていることは、豊かな人生を送る上で、かなりの宝物になるとわたしは断言します。

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育児の愚痴を否定しない!夫ができる家事育児参加方法

仕事一辺倒だったりすると、どうやって家庭に入っていいっていいか分からないかもしれません。

わたしの場合も、主夫になる前は、残業や休日出勤ばっかりの仕事をしていて、正直、家事なんてやっていませんでした。

けれど、妻の仕事が始まってから、わたしも子育てに参加するようになって、もうやっていられなかったので、転職もし、家事と育児に本格的に参加できるように環境を整えていきました。

ここまでしなくても、仕事人間だった人だとしても、家庭に入って行く事は可能だという事です。

まずは、話を聞こう

まずは、今まで家事や子育てをしていた妻の話を聞きましょう。

家事や子育てが本当にやったことがないのであれば、妻から教えてもらったやり方でやっていくのです。

よく、ビジネス用語で、「守破離」とあるように、まずは、妻のやり方を学び、慣れてきたら、妻のやり方を自分なりのやり方に改良していき、最終的には、自分一人で回せる様になると完璧です。

仕事はキチンとやるが効率的に

子育てに入ると、仕事しながら、家庭の事をやることになります。

最初は、意外と大変で、びっくりすると思いますが、キチンと向き合うことで、仕事の方も効率的にこなせるようになっていきます。

なぜなら、子育てで身につけたスキルが、仕事でも生かされて行くからです。

現に、今のわたしも正社員として働いてはいますが、ほとんど定時で帰れています。

仕事が終わったら、夕食の買い物をして家族の為にご飯を作っています。

家庭のこともやることによって、上司の評価を下げる事もなく、家の事もできるようになります。

コツは、キチンと向き合うことです。

将来を考える事

子育てに向き合えていると、思春期が来たときに全然父と子の間柄が断然いい方向にかわってきます。

わたしの子ども達はすでに思春期を迎えているのですが、一般的に言われている様な父親嫌悪が全くなかったりはしなかったわけではないけれど、直ぐに収まり、今は仲良し親子でいられています。

その後、子ども達が巣立っても、家庭の事を共に分かちあっていれば、夫婦仲もよくなって、定年を迎えたとしても、熟年離婚も防止できるし、二人でまた新たな人生を楽しめると思います。

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まとめ

ただ面倒くさくて、子育てに参加していないとかなりのマイナスであることを、わたしはお伝えしたいです。

子育てに参加することで得られるメリットの方が、仕事一辺倒の生き方よりも大きいと思います。

人生が豊かになることは、孤独を防げます。

孤独は寿命を縮めるとの報告もあるぐらいですから、これは本当にメリットしかないんじゃないかと思います。

ぜひ、育児に参加して、よい家庭環境を築いてくださいね。

では、またね〜。

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この記事を書いた人

妻が10年間単身赴任をしていたので、家事をこなし、子供達を育てつつ、仕事もフルタイムでこなしてきました。
そんな環境だったので、家事、育児については語れるぐらいの経験を体験。
今では、上の娘も成人し、子育ては一段落。
そんなわたしの経験をブログに書いて行こうと思っています。

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