みなさん、こんにちは!主夫のリン☆だあく(@rindark)です。
今までは育児休業というと、女性が取るものと暗黙の了解がありましたよねぇ。
でも、最近では男性でも育児休業を取る方が増えてきていますね。
丁度わたしの知り合いでも、男性で育児休業を1年間、取得された方がいらっしゃいますよ。
お話を聞くとやっぱり取ってよかったって言っていましたね。
子供達と密に過ごせるのは宝物みたいだって言っていましたよ。
そこでこの記事では、その育児休業の仕組み、期間や手当てなど、またその取り方をまとめてみようと思います。
わたしが思うに、この育児休業を取得して育児と主夫の修行にいそしめば、妻やその両親などの信頼を得られるんじゃないかなぁって思います。
わたしも育児に積極的に参加したおかげで、その点については、信頼されていますよ。
特に、主夫になりたい方にとっては、専業主夫にチャレンジすることも可能になることでしょう。
【もくじ】
育児休業制度とは?期間、手当て等は?
子供が産まれてから1歳になるまで申し出をすると育児休業が取れます。
また、パパ、ママ両方育児休業を取得すると、両親合わせて、子供が1歳2ヶ月になるまでの間休業を取ることが可能です。(パパ・ママ育休プラスという仕組みだそうです。)
さらに、産後休業(8週間)を取っているママと一緒に、パパが育児休業を取得したときは、特別な理由がなくても申し出をすれば、再度育児休業が取れます。(パパ休暇という制度というみたいです。)
手当の方では、育児休業中は育児休業が終わるまで給料の67%分の給付金を受け取れます。
また、休業中は社会保険料は免除されますよ。
「お前さんの文章だけじゃわからんぞ!」という声には、下記の引用リンクもご参照くださいませ。
厚生労働省の資料なので間違いがありませんし、詳しく図解で記載されていますよ。
育児休業制度がわかりやすいPDFファイル(お問い合わせ先の電話番号も載っています。)
厚生労働省より引用
給付金がわかりやすい PDFファイル(お問い合わせ先の電話番号も載っています。)
厚生労働省より引用
会社でも総務担当者に問い合わせれば、きちんと答えてくれるようになっていますので、担当者に育児休業制度について遠慮なく、問い合わせてみてくださいね。
せっかくの制度なんですから、積極的に取った方が、後々子供達との絆が深まりますから、本当にオススメですよ〜。
育児休業取得の流れ
じゃあ、具体的に育児休業ってどうやって取るの?って方に、簡単な取り方の流れを書いてみますね。
ご参考になれば幸いです。
1、会社の担当者(総務)に育児休業を取りたい旨を伝える
子供が産まれるとわかったら、会社の担当者に育児休業を取りたい旨を伝えてくださいね。
男性でも必ず育児休業が取れますから安心してください。
今は、事業主は要件を満たした者の申請を拒むことは法律によってできないことになっていますので、育児休業は必ず取れます。
自信をもってくださいね。
2、会社の育児休業申請書に記入して提出
申し出をすると会社から、育児休業の申請書がもらえますから、そこに必要な項目を記入して提出してください。
おおよそこんなフォーマットになっています。(例文としてイクメンプロジェクトさんのサイトから引用させていただきます。)
イクメンプロジェクトより引用
以外と書くところはそんなに多くない感想をわたしは持ちました。意外と簡単に取れそうですね。
3、子供が産まれたら育児休業のスタート
申請した予定日より産まれた日がずれていても、その産まれた日から休業が取れます。
ここからが主夫のはじまりとなりますよ〜
。覚悟しておいてくださいねぇ。子育てはやっぱり大変です!
しかも、産まれたては奥様も体調が戻るまでは大変ですから、サポートを惜しみなくしてあげてください。(ここでのサポートがのちの夫婦仲に響いて来ますから大事ですよ。奥様には内緒ですよ。)
そんなわけで、二人で力を合わせて育児をすることで、のちのちの夫婦仲にもかなりの影響があるんですよねぇ。
この育児休業の期間で、主夫に必要なスキルを存分に身につけておいてください。
絶対に自分のプラスになりますので頑張ってくださいね。
将来役に立つことは間違いないと、わたしは断言します!
ただし1つだけ。この期間を休暇とは勘違いしないでください。
毎日ダラダラ過ごして、奥様に迷惑をかけるぐらいなら、仕事をしていた方がマシですよ。
きちんと家事育児を二人で手分けしてやりましょうね。
4、取得した期間が終われば、育児休業も終わり
最長1年間とった方は、ここから職場復帰です。育児休業で身についたスキルを活かして、仕事も頑張れるはずです。
だって、育児の方が仕事なんかよりずっと大変なんですから。(笑)
次のページでは政府の育児休業の取得目標と、わたしの考える育児の意義や、男性の子育ての関連サイトへのリンクなどを書いていきますね。
男性の2020年時点での育児休業取得率を13%を目標に
2009年に育児休業制度が改正され、男性が育児休業を取りやすい環境になるように少しづつですが進んでいるみたいです。
現在目標として、以下のような数値目標があるそうですよ。
- 男性の育児休業取得率を13%にする
- 男性の育児・家事関連時間:1日2.5時間以上
育児休業制度はだんだん改正されて取得しやすくなっているんですね。
それでも、2017年度の調査では取得率は5.14%にとどまっているそうで、やはり雇用されている方は勤めている会社や、意外な盲点では妻、自分の両親や、または妻の両親の理解が進まないとなかなか取りづらい環境がまだ続いているようですね。
まだ古い考えの人もたくさんいるのかなぁ??
時代が変わり、育児の考え方も変わりつつ今、勇気を持って育児休業を取っていくことが、新たな時代への正しい姿なんじゃないのかなとわたしは思っているんですよね。
育児を経験した私が考える育児の意義
わたしの子供が産まれた頃の時代は、まだ男性の育児休業を取るひとはほとんどおらず、なのでわたし自身も育児休業を取得したことがありませんでした。
他の人と変わらず普通に仕事をしながら、妻が夜勤があったりした時には、育児をしていた感じでした。
妻は土日の日中も仕事の場合も多くて、わたしは土日は1日中、子供と向き合うことが多かったですねぇ。
始めのうちは、慣れない育児でくじけそうになったりもしましたが、わたしの母の姉妹である叔母たちに助けられましたね。(この時にはわたしの母は亡くなっていて居ませんでした。)
特にうちの子たちはなかなか寝ない子だったので、普段のわたしの睡眠時間は約2時間ほど。
どうしても辛くて、睡眠が必要な時は叔母の家に行き、子供をみてもらって仮眠したりしていましたよ。
我ながらよくやったと思います〜。
家事と育児はやっぱり一人では辛いので、どこかに助けてくれる人がいるのなら、主夫になったとしても助けを借りたほうが長続きしますよ。
身体を壊してしまっては元も子もありませんしね。
今現在、うちの子供達は、高校生と中学生。
そんな時期を乗り越えて、たくましく育ってくれました。
振り返って現在思う事は、本当に子育てに参加してよかったなっていうことです。
それは、子供の成長を間近で見ることができたこと。
これは何にも代え難いものです。
子供の小さい頃は一度切りで、二度と戻ってこない貴重なものですもんね。
子供の成長はあっという間で、無自覚に仕事にかまけていると、すぐに見逃してしまいます。
わたしは、大事な子供の成長の一瞬を見逃さないように、育児には積極的に参加することを本当におすすめします。
育児・家事スキルの有効性
育児・家事スキルは家庭だけにはとどまらないんですよ〜。
育児や家事で得たスキルが現にわたしは会社で役にたっていますよ。
たとえば、育児では子供の観察がとても大事なので、人とのコミュニケーション能力が上がりますし、家事ではマルチタスク能力がかなり上がりますから、仕事も効率的に動けることができるようになります。
さらに、頭も柔らかくないと育児・家事はできませんので、会社の会議等でもひょんなアイデアが出ることがあります。
こんな風に、育児休業中に培ったスキルは、必ず会社にもスキルが還元できるので、自信を持って育児休業を取ってみてはいかがでしょうか?
おすすめする育児関連のサイト
主夫、育児に関する有益な情報がある関連サイトを載せておきます。もし、もっと詳しい情報が知りたくなった場合は以下のリンクを辿ってみてくださいね。
厚生労働省
国の機関で、子育て支援や福祉・介護に関連する情報がたくさんあります。制度的な情報を探すときはこちらになります。
イクメンプロジェクト
イクメンつまり、子育てを楽しみ、それで、自分自身も成長する男性を指す言葉、そのイクメンを育て社会を変えて行こうとする団体です。
NPO法人ファザーリングジャパン
「父親であることを楽しもう」というスローガンの元、父親が育児を楽しむこと、ワークライフバランスを支援している団体です。
秘密結社主夫の友
ファザーリングジャパンの”非”公認団体。主夫の人口を増やしていこうとする秘密結社です。
主夫になりたい方は必見です。
まとめ
育児は本当に大変です。会社の方が楽だと思うぐらい。
それでも、子供の成長や自分自身の成長、さらに豊かに生きていくために必要なことがいろいろと身についてきます。
わたしは思春期になった子供たちとも、未だにおしゃべりするぐらい仲良しでいられています。
これも育児を経験したからだと思っています。
子供達の成長の瞬間瞬間を逃さないように育児休業などをとって、近くで成長を見守ってみてください。
育児に積極的に参加すると、必ず妻や子供達との絆が深まることをわたしは保証します!
それでは、また。
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