こんにちは、主夫歴10年のリン☆だあく(@rindark)です。
わたしが家事育児を専門に担当する様になって、もう11年目になります。(ああー、思い返すと早い!)
なぜ、わたしが主夫になったかはプロフィール詳細をご覧になってください。
わたしの苦節の歴史が書いてあります。
- このサイトでは仕事しながらの主夫【兼業主夫】を推奨しております。
- 専業主夫になりたい方には合わない記事もございます!
さてさて、このサイトを見に来られたという事は、主夫になりたい、もしくは初心者主夫の方なんじゃないかなぁって思って書きますね。
わたしが耳にする噂では、主夫はヒモと同じだとか、昼間はのんびりしていられるとかがありますが大間違い〜!なんですー!
もしも、そんな主夫になってしまったら、本当に”離婚”の文字がちらついてきちゃいます。
そうならないために押さえておきたい事をこの記事で書いちゃいますので読んでみてくださいね。

主夫ってなかなかまだいないから、よくわからないですよね〜。
この記事を読んでもらえれば、実際に仕事をしながら主夫になる過程がわかっちゃいます。
たとえば、専業主夫が離婚してしまったら、最悪じゃないかなって思います。
仕事のない主夫には親権は与えられないでしょうし、また、自分も一人で生活をしていかなければいけないので、収入を得る為にすぐさま就職先を探さなければならないでしょうしね。
そうならないためにも押さえておきたい事をこの記事で書いてありますので読んでみてくださいね。
【もくじ】
主夫しながら仕事もやる!必要なのは妻や周りの同意


今までほとんどしていなかった主夫業(家事育児)をやると言う事は、生活スタイルをガラッと変わることですよねぇ。
そもそも奥様が働いているかどうかも問題にだったりします。
うちの場合は、たまたま妻がフルタイムで働いていて、子供が生まれてもガンガン働きたいとの意思があったので、最初は共働きに育児をプラスした生活が始まったんですよ。
妻の仕事は当時、夜勤がある仕事だったので、夜勤の時は、わたしが子供の面倒をなんとかみていました。
乳児の時にはミルクをやってオムツ交換もしましたねぇ。
お風呂も一人でお風呂入れもやっていましたよ。一人で赤ちゃんのお風呂を入れるのってめちゃくちゃ大変なんですよ。
自分は身体も拭かずに、まずは子供の支度を整えてから自分のことをしていたんですよ。



本格的に主夫になる前に、修行はしてました!
妻の仕事は、土日も出勤の事が多かったので、わたしは、土日は日中ずーっと子供達と一緒でした。最初はどう過ごしたらいいのかもわからずに、途方に暮れていましたねぇ。(思い出すと涙が・・・)
でも、そうやって、何年か子育てと家事の実績があったので、わたし自身も一人でも家事育児やっていけるなぁと思ってはいました。その頃には、子供も二人になっていました。
そんなある日、妻がキャリアアップのため、通勤するには遠い場所に転勤する事になりました!そして、単身赴任で行ってくると言うんですよ〜。ええっ〜!?
いやぁ、その事を打ち明けられた時は、天と地がひっくりかえるぐらい本当にびっくりしちゃいました。
でも、わたしにもこれまでの家事育児担当で一人でも家事と育児ができる自信があったので、「頑張ってきて」と言える自分がいました。
そして、その時思った事は妻の仕事の応援ができる、子供達を私を信頼して預けてくれる、これが嬉しくてワンオペ主夫業を頑張ろうと決意していましたね。
こうして、うちの場合は夫婦同意の元、私が主夫業、妻が仕事を頑張るという構図が出来上がりました。
やっぱり最初はいろいろ小さな問題が出てきたりもしたんですが、細かな所は夫婦でお互いに話し合いました。
収入はどうなるか、もしもの時のケアはどうするかなど、妻が単身赴任する前には徹底的に話し合って決め事を決めました。



話し合いはとても大事。
子どもの事とか、仕事との兼ね合いとかね。
今思うと、この話し合いがきちんとできているかどうかが、夫婦のすれ違いをなくし、離婚にならない為の予防策になっていたんだなぁって思います。
わたしの経験からの後輩主夫達にアドバイスなんですが、ワンオペ主夫でなくても、主夫になるためには、よく話合って二人の生活スタイルを見つけてほしいなぁって思います。
そして、問題が出てきたらその都度二人で話し合うといいと思いますよ。
お互い新しい事にチャレンジしているわけですから、いつでも話し合う事を心がける様にしていれば、夫婦の絆も深まっていくんだと私は思います。
うちも夫婦仲いいですよ〜。(のろけ)
- ワンオペで主夫をやるためには誰かの助けが必要になる
- 会社からの理解を得るためには生産性を上げていく
- 話し合うことで合意ができて主夫業がスムーズになる!
- 問題が起きたらまた話し合い!
いざという時の決め事
共働きの場合、まず考えられるいざと言う時というと子供のことですよねぇ。
子供が保育園や幼稚園、小学校などに通っている家庭では、それぞれの施設での行事があって、親の参加が必要な事が結構あるんですよねぇ。
まだ、専業主夫の場合は自分で都合がつけられますから大丈夫だと思いますが、わたしの様に兼業主夫の場合はどうするか考える必要がありました。
うちの場合はそういう時にも夫婦で話し合って決めていました。
今回の行事はどちらが参加するか、どちらが有給をとれるかなど、総合的に判断していましたね。
どうしても二人とも参加できそうもない時は、後で書いている他に頼れる所にお願いするということをしていました。



子どもが小さいうちは、保育園とか親子行事が多いですからねぇ〜。
次に心配なのが子供の病気、怪我ですよねぇ。
たとえば、インフルエンザになったりすれば、最長1週間以上は仕事を休んで看病、なんてこともありました。
そういう休まないといけない時に備えて、あらかじめ勤めている会社にこういう場合もありますよと話しておきました。
流行のインフルエンザなどは本当に突然きますから、あらかじめの準備が大切だったなぁって思い返します。
そんな時のオススメのやり方があるんですよ。それは仕事を夫婦で交代休むというのが1番やりやすい方法でした。
二人の仕事の状況を見て、休みを割り振りして子供達のインフルエンザに立ち向かいましたよー。
また、親である夫婦のどちらかが病気になったり怪我をしたりして倒れた時には、収入の面では社会保障や保険の適応などで補って、回復するまで乗り切りました。



いざと言うときは、いつやってくるかわからないので、柔軟に対応出来る様にしておくのも大事!
もしも倒れたのが妻であれば、その時は、主夫である自分はきちんと家事と妻の介護をすれば妻の信頼がアップしますよ!
また、主夫側が倒れた場合、妻側の負担が増えますので、その時次に書いている他に頼れる場所を活用したり、夫婦二人がわかる様に、物の場所や、家計など夫側の情報を妻と共有させておくといいですよ。
そういう時の場合を考慮して事前に考えられることは準備しておく事も大事だなぁって思います。
どうしてもダメな時に他に頼れる人との同意と頼れる場所
前に書いた様な、いざという時に、もしも、どうしてもどちらも休めない状況があったりした時には、いろいろな助けを使う必要があります。
たとえば、お互いの両親(おじいちゃん、おばあちゃん)や兄弟姉妹など、頼れる場所を見つけておきましょう。
わたしたち夫婦の場合は叔母の家と妻の実家(その当時はまだ妻の両親が健在でした。)を頼りにしていました。
妻の両親も仕事をしていたので、頻繁では迷惑でしょうから、どうしても仕方がない時に助けてもらえる様に話しておきました。
孫はかわいいらしく快く引き受けていただきましたよ。
夫婦二人で無理をすると離婚のリスクが高まりますから、頼れるところは無理せずに頼ってくださいね。
また親族以外では、病児・病後児保育をしてくれる場所が近くにないかチェックしておくのもいいかもしれません。
たとえば、わたしの住んでいるところでは市役所のホームページに病児・病後児保育の情報が載っていましたよ。
主夫になったからと言って、全部自分でやろうとすると無理が出てきます。わたしのオススメとしては、必ずいざという時に頼れる所を何カ所かピックアップしておいてくださいね。
- いざと言うとき、頼れる所を探しておこう
- 親戚や市の施設など、チェックと根回しが大事
- あとは会社への根回しね。


主夫しながら仕事もやる!押さえておきたい収入の事


主夫になるのに当たって1番頭をよぎるのがこれではないでしょうか?
専業主夫を考えていらっしゃる場合は特に重要な検討事項ですよね。もしかすると限られた収入での生活になるかもしれません。
収入もきちんと整理しておくことが、夫婦の離婚を防ぐのに押さえておきたい事になります。
夫婦の収入割合
わたしの場合は、妻が単身赴任してまで仕事に集中したい事があり、でも、その事によって妻の収入増がかなり見込めることが分かっていたので、主夫業には入りやすかったです。
なので、専業主夫を考えていらっしゃる方は、妻側の収入で暮らしていけるかどうかを充分に検討してみて欲しいなと思います。
それでは成り立たないとすれば、夫側も働くことが必要ですよね。(わたしの場合は、転職の期間の一時期を除き、ずっと仕事をしながらの兼業主夫をやっていました。)
わたしの場合も、子供の成長や妻の仕事レベルに合わせて、自分の仕事を何度か転職しながら、現状の家庭の状態に合わせた最適な仕事をしていました。
たとえば、ある時期には深夜、早朝に新聞配達をして、昼はパートを掛け持ちして主夫をしていた時期もありましたよ。
こんな風にちょっと覚悟はいりますが、主夫業をしながらでも働けます。そのことはのちほど書きますので読んでみてくださいね。
仕事との掛け持ちは不安があるかもしれませんが、主夫をしながら仕事をするにはちょっとの勇気も必要です。
以前と違って仕事の仕方も多様化してきていますので、自宅で仕事ができる職種に転職するのもありかなぁって思います。



うちの場合は、共働きという選択をしてリスクを分散してました。
家計の見直し
どうしても収入減が考えられる場合は、家計の見直しも必要ですよ。
生活レベルを落とすのは簡単ではないでしょうけど、収入によっては何かを減らすことも検討しなくちゃいけないですよねぇ。(毎月行っていた旅行など、減らせるものから)
けれど、生活レベルを落としても、主夫業で得られるものはかなり多いですから、自分なりの工夫を重ねていけば、収入が減ったとしても、楽しんで生活することはできますよ。(料理の腕が上がれば外食に行かなくても美味しいものが食べられますしね。)
収入の柱となった妻をきちんと応援、サポートするために、主夫業をきちんとこなして、毎日働きやすい家庭環境を作ってあげるのも主夫の仕事だと思ってやっていました。
そうやっているとお互いに感謝の気持ちが芽生えてきますので、夫婦仲がもっと良くなっていきますよ。主夫である夫の支えがある環境にあると、妻も思いっきり働けますから、さらにキャリアアップにつながって収入が増えることもあります!
こんな風に、収入源が見込める場合でもなお、自分が子供の成長を間近で見てみたいとか、妻の仕事を応援してキャリアアップさせたいなどで、主夫になってみたい方をわたしは応援したいです。
家計の切り盛りも主夫の仕事ですので、ここも力を発揮させてみてください。
慣れてくれば、食費や、水道光熱費なども節約してやりくりできるようになっていきますよ。



最近の感じをみていると、ライフスタイルをシンプルにして、自在に変化出来る様にしておくといいかもね。


兼業主夫という選択肢
わたしは現在、正社員として働いています。しかも営業職です。それでも子供の行事ごとや、不意な子供の病気などにも対応してこれています。
それには会社の理解も必要です。
きちんと話をすれば必ず理解してくれる会社があります。そのためには会社でもきちんと仕事をこなすこと。これは必須でしたね。
そのために、効率的な仕事を心がけて、時短作業をしていけば結構定時で帰れます。というか、現実にわたしはほとんど定時で帰っています。
他の人残業をしていても、自分に必要がなければそこは心を鬼にして帰りましょう。
必要のない残業はしないことが肝心だと思いました。だってこの後、家事がまっていますから!
仕事のやり方を変える事によって仕事と家事育児の両立を成り立たせることができます。
残業ができない分、仕事の時間は、他の同僚のサポートも積極的にやりつつ、効率的に仕事を終わらせられれば満点です。
主夫業をしていると、マルチタスクが身につきますから、仕事でもかなり生かせる様になって、業務の効率化に繋がっていきます。
さらに、今は男性でも育児休業がとれますから、会社に申請すれば必ず休めますよ。(法律で決まっています。)
主夫をやるときめたのならば、これは使ってみるべき制度だと思います。
周りの目が冷たいとか仕事に復帰できるかとかは心配しないで進んでほしいとわたしは思います。



仕事しながらのワンオペ主夫は可能だけど、覚悟が必要。
会社からの理解ももらっておくのが一番だね。


主夫しながら仕事もやる!押さえておきたい家事スキル


今まで家事をやった事がない人が突然できるようになるわけはありません。そこは修行が必要です。
でも大丈夫。わたしでもできたんですから。
まずは素直な心で、1番身近な先生である妻から教わりましょう。
ずっと主夫をやっていてもキチンと家事ができない様では、妻からの信頼を失い、また”離婚”の二文字がよぎるかもしれませんねぇ。
なので、なんとかの道も一歩からっていいますから、やってみるのみですよ〜。
仕事と両立するためには家事も効率的にやっていく必要があります。家事スキルの上達もかなり重要です。
- 家事は一通り出来る様になっておきましょう。
- 妻に教えてもらうのも良いし、母親に聞いたりしてもいいし、今なら、YouTubeでも家事が覚えられます。
まずは妻に一から教わってスキルを身につけよう
主夫になると決めたなら、身近な先生である妻に教わりながら家事のスキルを身につけていくといいですよ。
やっぱり今まで、家事を担当していた人から教わるのが一番その家庭にあっていますからねぇ。
育児、料理、洗濯、掃除、買い物など、家事は多面的なスキルを要求されますから、それらを少しづつスキルアップさせていきましょう。
ある程度スキルが身についた”仮免状態”になったら、実際に一人で家庭を回してみて、足りないところは妻にアドバイスをもらいながら継続してやってみてください。
わたしもそうでしたが、続けていれば必ず上達しますよ。わたしも最初は料理なんてレパートリーがカレーぐらいでしたし。
本やホームページなどの情報でスキルアップ
わたしのブログのようなサイトや、図書館や本屋にいけば本でも家事に関係するものが今はたくさんありますから、少しづつでもそういうのも見ておくのもいいかもしれません。
わたしも図書館などで家事に関する本を借りたりして読んでいましたよ。
家事を担当する様になると自然とそういう本に目が行きますしね。
わたしの周りでは、男性同士の会話では家事、育児という話題はまず絶対にでてきませんでしたねぇ。
まだまだパパたちが家事をしている人は少なかったです。
なので、家事のことを書いてあるサイトや本などで学ぶのもいいかもしれません。
妻も人ですから苦手な家事がありますし、その場合はそういう本やサイトの情報も為になりますよ。
もちろん一番の先生は妻、もしくは自分の母親などでしょうけどね。
自分の家庭の色を守りつつ、いろんな家事スキルを身につけていくのは楽しい作業でした。



今は、動画で家事のやり方が見れるからいいよね!
わかりやすいし。
とにかく実践
家事は、とにかくやっていくしかスキルを上げる方法はないと思います。
やっていくうちに自分に合った方法や、効率的なやり方がわかってきますよ。
初めは戸惑っていたことも、いずれすんなりできるようになりますから心配しないでくださいね。
身体が覚えてくれるまで継続できれば、あとはテンポよく家事ができる様になります。
そこまでできる様になると、わたしの場合人生観が変わりましたよ。
会社は定年を迎えると終わりになりますが、家族の関係はずっと続きます。自分のリソースを家族に使わないでいるのは家族的不健康な状態だと思います。
子供を育て上げることは、立派な社会貢献になりますし、家庭を守ることによって奥さんが仕事で成果を出せるようになれば、それはあなたのおかげでもあると言えますよね。


まとめ


ここまで読んで見て、主夫をやれそうでしょうか?
ここで書いたことを押さえておけば、主夫になった事による離婚やいざこざを防げるんじゃないかなぁって思います。
あとは主夫業をだんだん慣れていくだけですよ。
わたしも、主夫になるということは、決意が必要でした。
でもそれが、あなたの家庭で一番最適な方法だと思ったらやってみればいいと思います。
その方がかえって夫婦の共通の会話も増えて、わたしのうちの場合もお互い感謝し合うことで離婚なんて事を防ぐ事になりましたね。
わたしも最初は不安がありましたが、長年やっていると慣れたもので、今ではマルチタスクで料理などもできちゃっていますよ。
主夫は子供達とも仲良くなれますから、その点においても家庭不和がなくなって、楽しい生活を送れるとわたしは信じています。
主夫は楽しくやりましょう!
これ以外に、なにか疑問や書いて欲しいことがありましたら、コメントやお問い合わせフォームなどでリクエストしていただければ、また記事で書いていこうと思います。



主夫をやる事で、子どもの成長を間近で見られたのは、ものすごい宝物でした!
これだけでもやる価値あり!
では、またね~。


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