こんにちは、リン☆だあく(@rindark)です〜!
このブログでは度々お伝えしていますが、私は妻が単身赴任だった為に、10年間もワンオペ育児をしていました。
さらに、わたしもフルタイムで働いていたので、いわゆるワーパパと言えます。
パパでこの境遇の人が周りに全くいない状況でかなり辛い時もありました。
それでも、この期間の事を悪い日々だとは思っていません。
それは、普通のパパが体験出来ない貴重な日々だったからです。
【もくじ】
妻が単身赴任!ワンオペ育児確定でも、私もフルタイム勤務だった
まずはこの境遇になった詳細はこの記事で書いています。
妻は以前は介護の仕事をしていて、子どもが三ヶ月の頃から職場復帰をしています。
その頃の勤務では、夜勤もある勤務だったので、夜に妻がいないときには、子どもを保育園にお迎えに行き、私が一人でご飯の支度をしたり、子どもをお風呂に入れたりしていました。
なので、妻から単身赴任の話が来てもさほどびっくりすることもなく、逆にわたしを信頼してくれて、子どもたちを預けてくれることに感謝の気持ちすら湧いたのでした。
妻の仕事のほうが忙しい
妻は単身赴任と共に昇進をしていて、役員になっていたので、かなりの収入がありましたし、わたしは、そんな妻を支える為に子どもの面倒が見れる様にライフステージに合わせて仕事を変えていました。
なので、妻の方が仕事が忙しく、わたしは比較的休みやすい会社を選んでいましたので、家事育児に向いていたこともこの状況に合っていました。
そんな家庭だったので、大黒柱は妻に任せてわたしは、家庭を重視するようになっていきました。
家事育児に慣れていた主夫のわたし
そんな風に妻の夜勤勤務時代から、家事育児をすることに慣れていたので、兼業主夫とも言える生活をしていました。
その実績があったから、妻も単身赴任を決断したのだと思います。
わたしもまだ妻が産休の時には料理はかろうじてできたものの、洗濯機の使い方もわからない様な人間でした。
でも、妻が段々仕事にのめり込むにつれて、わたしの家事分担が増えて行き、いつしかワンオペでも家庭を回せるぐらいになっていました。
家事には性別は全然関係が無いんだなぁとその時悟ったわたしでした。
仕事に野心が無いわたし
特にわたしは、仕事にはそんなに熱中せず、稼ぐ事にそんなに価値を感じていなかったのも素質としてあったのだと思います。
だからと行って仕事をおろそかにしていたかというとそんなことは無く、やるべき事はやっていたのでクビになったことは一度もありません。
仕事を辞めるときには、子ども達の成長に伴うライフステージがかわる事で、それに合わせられる仕事を探したというのが一番の理由でした。
時には、深夜からの新聞配達をしながら、日中はパート勤務もしたこともありました。
その時にはさすがに体力が削られましたね。
でも、朝に子ども達を学校に行くのを見送れるのが楽しかった思い出になっています。
単身赴任でいない妻、実家などが頼れずワンオペ!
そんなに大変なら、実家なり義実家なりを頼ればいいのにと思われるでしょうが、それが出来ない事情がうちにはありました。
その事情ゆえに、わたしは10年間ワンオペ育児をするという珍しい主夫になりました。
私の母は亡くなり、父は要介護認定者
その事情というのが、わたしの母は、病気で長女(初めての子ども)が生まれる一年以上前に亡くなってしまっていました。
さらに父は、アルコール依存症者で、その影響で、病気が発症し介護が必要な状態になっていました。(父には施設に入ってもらいました。)
なので、その時から、自分で子どもを見るという覚悟は決まっていました。
妻の両親はフルで働く自営業者
妻の両親はというと、フルで働く自営業者だったので、仕事の手を止めさせる事もはばかられたので、一日頼れるとかはありませんでした。
それでも、わたしの仕事がまれに保育園のお迎えに間に合わない時には、変わりにお迎えに行ってもらったりしてすごく助けてもらいました。
その手助けがなかったらどうしていたか、今考えると怖いですね。
何とか頼れたのはここだった
一番頼れたのは、叔母の家でした。
普段は、子ども達と公園に行ったり、ショッピングモールでに行ったりして、一日を過ごしていました。
けれど、わたしも仕事をしていての育児だったので、体力が戻らない時には、少し遠い叔母の家に行き、子ども達を見てもらいながら、わたしは仮眠を取らせてもらっていた時もありました。
この叔母の助けがなかったら本当にわたしは潰れていたと思います。
単身赴任中のワンオペ育児はフルタイム勤務との戦い
ワンオペ育児とフルタイム勤務は水と油のように交わらない様な、親和性のないものでしたね。
自分の時間は限られていますし、どのように時間を使うかは本当に自分の判断でギリギリの決断をしたことは何度もありました。
子どもも病気をしたりして保育園からの呼び出しがあり、仕事も納期まで終わらせないといけない仕事でてんてこ舞いになることもあり、わたしはそのためにスケジュール管理のプロになりました。
会社に理解させる!
まず徹底的にしたのは、会社に理解させる事でした。
- 妻が単身赴任で普段はいないこと
- わたし一人しか子どもの面倒を見れる人がいないこと
- 仕事は、徹底的に効率化して必ず納期まで終わらせること
この3点の事は、何度も会社側に話して理解をしてもらいました。
まだ、その時勤めていた会社が家族経営の会社だったので、何とか理解してもらえましたが、これが大きな会社だったらどうだったろうと想像するだけで不安になります。
有給はフル活用
子育てをしていると不意に子どもが熱を出したり、吐いたりして保育園からの呼び出しがあることが、多々あります。
そんな時にフル活用していたのは、有給でした。
これのおかげで、何とか仕事と育児を両立出来たと行っても過言ではありません。
わたしが子育てしている時代にはまだ、育児休業が男性が取るというのが整備されていなかった?(もしくはわたしが全然わからなかった)ので、有給で何とかしていました。
今は育児休業が使えるよ
今では子どもが生まれたら男性も育児休業を取ることができます。
妻側の育児休業とずらすことでかなりの長期に渡って子どものお世話をすることができます。
保育園に入園が厳し地域もあるなか、これを利用しない手はないかなぁって思います。
男性の育児休業について詳しく書いた記事もありますので、こちらも参考になさってください。
まとめ
わたしの場合は子どものお世話をすることに元々抵抗なかったことと、仕事にそんなに執着が無かった事で、兼業主夫をやることができました。
でも、すごく危ない綱渡りをしていたなぁと振り返って思います。
あのとき、義両親や、叔母たちの手助けがなかったらと思うとかなり怖い想像になってしまいます。
今は、子ども達も大きくなり、自分の事は自分で出来る自立した子に育ってくれているので全然手がかかりません。
妻も単身赴任が終わって、一緒に暮らせているので、今は家族の時間を楽しめています。
こんな家族でも何とかなることを知ってもらって、ご自分のご家庭をもっと楽しめる様にしていただけたらうれしいです。
では、またね〜。
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