こんにちは、リン☆だあく(@rindark)です!
「イクメン」という言葉が聞かれるようになってから久しくなりますが、皆さんのご家庭の父親の育児参加はいかがな感じでしょうか?
わたしは、10年以上主夫として、ワンオペ育児をしてきました。(どうしてワンオペになったかのかはこちらを参照)
ただ最近では、名ばかり「イクメン」のせいで、せっかくのパパの育児の後押しの言葉だったのに、マイナスのイメージがついちゃいましたね。
でも、パパ達にもわたしは同情する部分も同じ男性としてあるんですよ。
男性達は、子供の頃から、育児や家事に関することをほとんどの方がきちんと教わらずに育ってきています。逆に女性の方たちはいずれ子育てをするということで、男性たちよりも知識や練習をさせられてきていると思います。
その、差を埋めて行きたいと思ってこのブログを立ち上げたんですけどね。
【もくじ】
イクメンブームの子育てのどこが悩みだったのか?
イクメンという言葉がブームになった頃、わたしは違和感を感じていました。世間の言うイクメンは私には当てはまらないと思っていました。どちらかというとわたしは主夫で、イクメンではなかったと言えます。
イクメンと主夫の違いはなにかというと、子育てを”手伝い”でやっているのと”主体的にやっている”のかの違いかなぁって思っています。
もちろん、なんにも手伝いもしないパパよりも手伝ってくれるパパの方が断然いいのですが、やっぱりわたしには、これぐらいの子育ての作業で褒められていいなっていう羨ましさがありました。
時間が経ち、イクメンに求められるものが、多くなってくると、イクメンの中にも育児疲れや仕事と育児の間での悩みがでる場合が出てきたように思います。
「イクメン」っていうのは、立ち位置が難しいよね。
仕事しながらだと、慣れていない人は
キツイっす!
仕事という壁
わたしも男性として生きて来て同世代の男性たちを見ていると、ものすごく狭いんですよ。興味を持つものや盛り上がる話題の内容が。今まで生きて来て男性同士の会話で子供の話を聞いたことがありません。逆に自分の子供の事を話すが恥ずかしい人もいるのかもしれません。
現状では、仕事だけが男の「仕事」だと思っている人が多いのでしょうね。
わたしは主夫だったので、この考えの上司だったとしても、絶対に帰らないといけない時は帰らないといけないので、「無理です」と言って帰っていましたね。
わたしの場合は、妻も単身赴任でいないし、両親もすでに亡くなって頼れない、兄弟は遠くに住んでいるという環境だったので、強気でいられたのかもしれません。
ほとんどの男性は、自覚があるなしにしろ、職場に縛られているようにわたしは感じています。
核家族の弊害
わたしもそうでしたが、核家族の弊害というものもあります。核家族は気楽でいいのですが、いざという時にはだれも頼れないんですよね。
例えば、子供のがインフルエンザになったら、保育園も7日ぐらいは登園できません。保育園児ぐらいだと、やっぱり親が付き添わないといけないので、さすがに共働きの場合、7日連続では休めないので、うちの場合は、交代交代で休みながら面倒を見ていました。
やっぱりそういう場合には、夫婦二人が子供の面倒が見られるのが理想的ですよね。もしも、妻だけが育児をしているとすると、共働きだとしても、7日間を一人で見なくてはいけなくて、会社も長期に休まないといけない現状があると思います。
母性があるから、
女性は育児に向いているっていうのは間違いだよ。
人それぞれなんっすね。
時代に合わせた考え方が出来なかった父親たち
こうした、いろいろな問題があるにも関わらず、それが見えていない父親たちは、仕事だけに集中しすぎていて、そこで力を使い果たしているのではないかなぁって思っています。
わたしの職場の人たちも1日のパワーのほとんどを会社に使ってしまいます。
わたしの場合は、会社では、60%ぐらいのパワーで収めて、残りの40%で家事をしています。子供が小さいうちは、会社40%育児60%ぐらいでした。
こんな風に、すでに会社だけにパワーを注ぐのは、もう時代遅れだと思います。終身雇用は事実上なくなり、年金さえきちんともらえるかどうかわからない時代に一つの会社だけに力を注いでいるのはかなり危険だと思います。
イクメンを追い詰める子育てと仕事の間での悩み、どうやって解決する?
これらの悩みをどう解決するのか?これは、その家庭家庭で色々な形があると思います。なので、一概にこうすればいいと言うのは難しいともいます。なので、ここでは、わたしの場合はどう対処してきたのかを書いてみようと思います。わたしの体験が参考になれれば幸いです。
仕事への対処方法
まず、わたしは、子供達の成長や、妻の仕事のステージによって転職をしていました。そして面接でも入社しても妻が単身赴任であること、いざとなるとわたしが駆けつけなくてはいけないことをきちんと話してから就職しました。
今の職場もそうですし、前職の時は途中で妻が単身赴任になったので、その旨をきちんと報告して、定時で終われるように準備をしていました。
ただ、与えらた仕事だけはこなさないといけないので、その職場その職場で、猛烈に作業の効率化をはかって、残業にならない様にあらゆることを工夫しました。
今は、営業の仕事をしていますが、家庭用と仕事用の手帳とグーグルカレンダーを駆使して、どちらにも支障が出ない様に、スケジューリングを怠らずにやっています。
そして、同僚や上司にはそれが理解できない人もいたりしますが、なるべく耳に入れない様にして、帰る体制にしました。
何度嫌味を言われようと、子供達が待っているので、そんな事には付き合っていられなかったのが現実でした。
ワンオペではどうしていた?
幸い、うちのワンオペの状況は、平日のみで、土日は妻が単身赴任先から帰ってこれたので、土日に少し気を休めることができて、続いてこれたのかもしれません。
特に子供達が小さいうちは、熱を出したり、中耳炎になったりと病気になることも多くて、子供を症状をみて、どの医者に連れて行くかすぐにわかるほど、医者に連れて行く達人になったほどです。
とにかく一人しかいなかったので、意識して子供達の自立を早める様に教育していました。お皿のお片づけや、自分の事は自分でできる様になるべく教えていました。
考え方を変えられた病気
わたしも主夫になる以前は、モーレツ社員で残業や休日出勤の会社に勤めていました。
でも、あまりにハードな仕事に心を病んでしまい、うつ病になってしまいました。でも、その病気のおかげで、あることに気づくことが出来たんです。「人生一度きり、楽しまなきゃ損だ!」ということでした。
この考え方の革命がなかったら、今でもどこかの会社でモーレツ社員を続けていたかもしれません。病気のおかげで人生は自分のもので楽しんで生きていいことを気づくことができました。
イクメンは次のステージへ。子育ての悩みを父親のバージョンアップで解決
イクメンというのはさなぎです。子育てのさなぎはいずれ、さなぎのからを破って蝶にならなくてはいけません。そのための準備期間がイクメンの時期なんだとわたしは思います。
考え方と行動をバージョンアップしましょう。実はやってみると頭で考えているよりも育児も家事も楽しいかもしれません。まずは、やれるところから始めてみて、奥様と二人で家庭を守っていってほしいと思います。
提唱!イクメンは卒業してパパとして子育てと家事の参加を夫婦で悩みを解決しよう
夫婦で家事や育児で得意、不得意があるかと思います。基本原理として、得意な方がその家事を担うのが一番いい方法です。それでも、どちらかに偏りすぎるのはダメですね。
家事や育児というのはその言葉でまとめられてはいますが、いろんなことをしなくてはいけません。そのそれぞれの細かいお世話や家事の得意なことを積極的にやって、一人一人の負担を減らしていくのがベストかなぁって思います。
子供は二人の子供です。夫婦で話あって、最良の方法を見つけてみてください。
やっぱり二人の子供だから、
夫婦で答えを見つけるのがいいよね。
そうっすね。人にこうだ!って
決められるの俺、嫌いっす!
まとめ
わたしの様に極端な方法にならなくても、基本的に夫婦お互いがお互いを感謝しあって、仲良くしていると子供達の精神も安定して子育てもしやすくなります。毎日いがみ合っている夫婦の元では子供達も安心していられません。
そのご家庭で一番いい方法で、毎日の生活を営める様に、積極的に夫婦のコミュニケーションをとり、楽しい家庭を作ってくださいね。
では、またね〜。
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